[平昌五輪]外国人約3万6千人を入国禁止に=韓国情報機関
韓国情報機関の国家情報院(国情院)は5日の国会情報委員会の全体会議で、平昌冬季五輪(9日開幕)の安全のため海外の情報機関との連携を通じ3万6000人余りの外国人に対し入国禁止措置を取ったと報告した。会議に出席した同委員会幹事の李完永(イ・ワンヨン)議員(自由韓国党)が伝えた。
李議員は「平昌五輪のテロ対策のため国情院は1月29日に17機関からなる対テロ安全対策本部の稼働を開始した。関係機関と緊密に連携しながら運営している」と説明した。
また、国情院は国際テロ組織のテロの標的になる可能性など安全を脅かす要因を分析中のほか、平昌五輪の競技会場や選手村など計18か所で安全統制室を運営していると報告した。
平昌五輪の期間中は、安全対策のため6万人を超える人員が投入される。