ガソリン、4年ぶり160円台=8週連続上昇―全国平均
資源エネルギー庁が24日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(22日時点)は、全国平均で前週比40銭上昇し、160円00銭となった。値上がりは8週連続。160円台を付けたのは、中東情勢の緊迫化などで高止まりした2014年11月以来、約4年ぶり。
世界的な株安への警戒感から足元の原油価格が軟化し、石油元売り各社は卸値を引き下げている。しかし、その前に引き上げていた卸値の転嫁が進み、店頭価格が上昇したとみられる。
地域別では、34道府県で値上がりした。上げ幅は佐賀の2円20銭が最大で、滋賀(2円10銭)、兵庫(2円)と続いた。最高値は長崎で1円30銭高の168円80銭。一方、11都府県で値下がりし、下げ幅は愛知(1円20銭)や神奈川(1円10銭)などが大きかった。横ばいは三重、長野の2県。