サンパウロのカーニバル開幕=日本人も多数参加-ブラジル 3/2(土) 21:01配信

ブラジルで1日夜、カーニバル(謝肉祭)休暇が始まり、最大都市サンパウロでは精鋭14エスコーラ(チーム)による恒例のサンバパレードが開幕した。
いずれも2000人以上を抱える各エスコーラは、それぞれ世相などを反映したテーマを設定。それに沿ったオリジナルの音楽や踊り、きらびやかな衣装や山車で優勝を争う。

 サンパウロには日系企業が多いことから、カーニバルに毎年多くの日本人が参加。2日午前5時(日本時間午後5時)にスタートした名門エスコーラ「X-9」(シス・ノビ)には、現地でサンバ教室を営む葛西叙江さんと生徒計50人が加わり練習の成果を披露した。

 先頭の山車の上で現地日本人学校の友人とともに踊った小学5年生の朝倉奈々さん(11)は今夏の帰国が決まっている。「振り付けもしっかりできた。みんなと一緒に最後のカーニバルを目いっぱい楽しめた」と満足げに語った。