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千葉大学生と市民が「シェア」テーマに授業 地域課題解決に一役

 

千葉大学(稲毛区弥生町)が現在、ワークショップ「カレッジリンク・プログラム@千葉」の受講生を募集している。

6月23日から始まる「カレッジリンク・プログラム」は、学生と市民が一緒にワークショップ形式で授業を受け、地域課題の解決を目指す。参加学生は単位が取得でき、市民には千葉大学長名の修了証書が授与される。同大では柏市、松戸市、長柄町、横芝光町でも開講を予定している。

今回は千葉大学サテライトキャンパス美浜(千葉市美浜区高浜)と「SHITSURAIコワーキングスペース」(同区高洲)で、「シェアでまちをつくる」をテーマに、地域イノベーション部門長の鈴木雅之准教授がコーディネーターとなり、各回地域で取り組みを進めているゲストを呼び授業を進めていく。

第1回は、海外の先進的なシェアリングシティや国内事例を参考に、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師の積田有平(つみたゆうへい)さんによる「シェアリングシティとは?」を予定する。第2回は鈴木准教授の「都市と地方の資源シェア」、第3回は千葉県内でコワーキングを運営する「パクチー」社長の坂本純子さんによる「コワーキングでつながる」、第4回は同大学工学部で教鞭をとる丁志映(チョンジオン)さんが世界のシェアハウスを紹介する。第5回は「西千葉工作室」を運営する西山芽衣さんによる「まちのシェア」。まちの資源を発掘し「シェア」というコンセプトで「まちへの関わり」を共に考えられるプログラムとなっている。

開催日は6月23日・30日、7月7日・21日、8月4日の全5回。開講時間は13時~17時。受講料は1万円(全5回分)。対象は社会人と大学生以上。募集はメールとファクスで受け付ける。問い合わせは千葉大学 コミュニティ・イノベーションオフィス(TEL 043-290-2912)。申し込み締め切りは5月31日。