千葉市
地域貢献へ連携強化 創立30周年機に協定締結 千葉経済大×千葉モノレール
千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部(千葉市稲毛区)と千葉都市モノレール(同)は5日、相互連携協定を結んだ。今年は同大学、同社とも創立30周年に当たり、節目の年に協力関係を強化して地域貢献などを進める。
協定はそれぞれの強みを生かしながら事業展開や研究推進、人材育成、情報発信で連携し、地域の発展などに貢献するのが目的。10月から同大学図書館で千葉都市モノレールに焦点を当てた企画展を予定しており、展示の準備を通して協定の話が持ち上がった。
この日は同社で協定締結式が行われ、同大学・短期大学部の佐久間勝彦学長は「企業との連携は初めて。千葉市を活気づけるためにも良い関係を築きたい」とあいさつ。10月20日にある同社のイベントに学生が企画段階から関わっているほか、大学や短期大学部で同社員を招いた講演を考えていることを明らかにした。
同社にとっても高等教育機関との協定は初めて。川上千里社長は「大変に光栄。有意義で実効性のある協定にしたい」と全面的な協力を約束した。