千葉市
建築ならぬ「犬築」 カラフルオブジェ・“ワン”ダフル アーキテクチャー
カラフルな犬型パネル350枚を組み合わせたオブジェ「“ワン”ダフル アーキテクチャー」が、戌(いぬ)年を彩る。大垣友紀惠(アーティスト&デザイナー)と松尾拓弥(デザイナー&エンジニア)の千葉県内出身者がユニットを組んで制作。高さ約2メートル、横幅2・6メートル。計算されたスリットを縦横にかみ合わせた建築ならぬ「犬築」だ。
犬築資材もユニーク。下部の基礎を支えるのは「キッソ」。垂木のように段差に使われる「タルキー」に床材の「フローリン」。梁(はり)のようにたくさんの犬をつなぐのは「ハリー」など。さらに来年の干支(えと)イノシシも紛れ込ませ、どこにあるのか探してみると楽しい。
千葉市中央区の県文化会館内で25日まで展示している。