千葉市 JR京葉線の“幕張新駅”
イオンモールが建設費約130億円の半額負担で合意 /千葉市
JR京葉線海浜幕張駅と新習志野駅間のいわゆる「幕張新駅」の駅舎建設費について、31日、イオンモールがその半額を負担する方向で関係者間の合意が得られました。これは千葉市役所で31日開かれた幕張新駅設置協議会で、県と千葉市、それに、地元企業代表のイオンモールの3者が合意したものです。
千葉市によりますと、約180億円の全体事業費のうち駅舎建設費約130億円についてはイオンモールがその半分を負担し、県と千葉市、それに、JR東日本が6分の1ずつ負担することになり、既に協議会としてJR東日本に負担を要請したということです。
千葉市 熊谷俊人市長
千葉市の熊谷俊人市長は「ようやくここまで来た」とし、「JR東日本からはそう遠くない時期に回答をもらえると期待している」と話しています。
千葉市 熊谷俊人市長
「(新駅設置は)今の海浜幕張駅の混雑状況を考えたうえでJR東日本にも一定額を負担する合理性はあると考えているし、それに向けて理解を求めていく」
なお、今後の予定として千葉市は、今年工法や仕様の検討を含めた概略設計に着手し、その後5年ほどかけて詳細設計や工事を行うとしています。