千葉市
<都市対抗野球>七十七銀行、かずさマジックなど出場決める
第89回都市対抗野球2次予選は7日、東北は第2代表決定戦を行い、七十七銀行(仙台市)が延長十一回、日本製紙石巻(石巻市)にサヨナラ勝ちし、2年ぶり12回目の出場を決めた。南関東は第3代表決定戦で、新日鉄住金かずさマジック(君津市)がJFE東日本(千葉市)を破って2年ぶり12回目の本大会進出。近畿は第4代表決定戦で、パナソニック(門真市)がNTT西日本(大阪市)に逆転勝ちし、3年連続52回目の代表に。NTT西日本は9日の第5代表決定戦で日本生命と対戦する。
◇東北(岩手県営)
▽第2代表決定戦
日本製紙石巻
20000000000◆2
10100000001◆3
七十七銀行
(延長十一回)
(七十七銀行は2年ぶり12回目)
◇不振の主将、会心
打ったのは低めの変化球。七十七銀行の中井の飛球が、深く守っていた中堅の左へ落ちると、一塁走者の原は一気に本塁を陥れた。
十一回2死一塁。走者が還れば2年ぶりの東京ドームだ。「力んでました」と中井。走者の生還を確認すると、歓喜のあまりグラウンドに突っ伏した。
不振が続き、2次予選中に打順は4番から7番に落ちた。主将として3年目のシーズン。昨年、本大会出場を逃した重責もあった。
中井は言う。「2次予選はメンタル勝負。(機運に)乗った者が勝つ」。フルカウントになり、芯でとらえることに集中した。
先発の鈴木貴は前日のJR東日本東北戦で102球を投げたにもかかわらず、先発を志願。九回途中まで127球を投げ、2失点と責任を果たした。その姿に乗せられないはずがない。
「主将としては100点。4番としては0点」。小河監督の今大会の中井評だ。だが、最終局面で「4番失格」の男の力が、大舞台への道を切り開いた。【村田隆和】
◇南関東(埼玉県営大宮)
▽第3代表決定戦
新日鉄住金かずさマジック
000100001◆2
010000000◆1
JFE東日本
(新日鉄住金かずさマジックは2年ぶり12回目)
◇執念でもぎ取り
新日鉄住金かずさマジックが、南関東最後の切符を執念の攻撃でもぎ取った。
同点の九回1死満塁、米田の打球は浅い右飛に。三塁走者の松本が送球の乱れに備えてスタートを切る構えを見せると、二塁走者もつられて飛び出した。右翼手から返球を受けた捕手は、それを見て二塁へ送球。その瞬間、松本は一気に本塁へ。「2死満塁になっても点が入らない流れ。こじ開けてやろう」。捕手のタッチをかいくぐり、勝ち越しのホームを陥れた。
九回はプロ野球のDeNAから今季加入した先頭の松本がバットを短く持って中前へ運ぶと、4番の主将・田中健が送りバントで好機を広げた。2次予選は打線が低調で、この日も八回までわずか4安打と苦しんだが、最後に「つなぐ意識」が実を結んだ。
感極まって涙ぐんだ鈴木監督は「うちらしい粘り強い野球だった」。本大会でも、しぶとくつなぐ野球を発揮したい。【真下信幸】
◇東海(愛知・岡崎市民)
▽第6代表決定トーナメント2回戦
三菱自動車岡崎
000000000◆0
11000100×◆3
永和商事ウイング
(三)神原、山口、北畑-伊藤(永)高橋、今西、秋保、木山-大川
ジェイプロジェクト
000005002◆7
000000000◆0
三菱重工名古屋
(ジ)上原、白崎、山下、小森-森、岡田(三)吉田慶、萩原、西納、服部-安田
◇4投手で零封
○…永和商事ウイングが4投手の継投で、昨年第1代表の三菱自動車岡崎を零封した。先発した主将の高橋が3回を2安打に抑えると、2番手の今西、3番手の秋保も安打を許しながらも無失点に抑えた。4番手の木山は九回に1死一、二塁のピンチを迎えたが、三ゴロと中飛で締めた。今西、木山もつぎ込み、西監督は「投手陣が良くなっているから、イニング任せでいった」。個々の状態を見極めた継投策が奏功した。
◇近畿(大阪シティ信用金庫)
▽第4代表決定戦
NTT西日本
000110000◆2
00030010×◆4
パナソニック
(パナソニックは3年連続52回目)
本日、千葉市花見川区検見川町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市美浜区ひび野ホテルフランクスに行かれました。