千葉市 “笑顔で走破”こつ伝授 元選手の千葉さんが陸上教室 千葉市 【ちばアクアラインマラソン】
千葉県内最大級のスポーツの祭典「ちばアクアラインマラソン2018」に向け、走り方を学ぶ教室「第2回公式ランニングクリニック」が18日、千葉市中央区の青葉の森スポーツプラザ陸上競技場で開かれた。元選手で同マラソンPR大使の千葉真子さんらが実技を通じ、参加者96人に“笑顔で走破するこつ”を伝授した。
ちばアクアラインマラソンは2012年から隔年で開かれている。東京湾アクアラインを走れるのが特徴で、県の担当者は「空と海の大パノラマを楽しめる世界的にも珍しいコース」とアピール。4回目となる今年は10月21日の開催に向け、来月13日からランナー計1万7千人の募集が始まる。
同教室には市内外のマラソン初心者や中級者が参加した。特別ゲスト講師を務めた千葉さんはアクアラインマラソンについて「変化に富んだコース。景色を楽しみながら走ってほしい。気温が上がりそうなので、ペース配分や水分補給の仕方が走破のポイントになる」と指摘。参加者と一緒に体を動かし、準備運動の基礎や美しく効率的な走り方を指導した。
16年のアクアラインマラソンにハーフマラソンで初参加したという市川市の会社員、赤間由起子さん(44)は「海の上を走れたのが最高に気持ち良く、今年も挑戦したいと思って教室に参加した。我流で練習していたので、ストレッチの方法を学べて良かった」と満足そうに話した。
同教室は参加無料で、次回は5月6日に千葉市稲毛区の県総合スポーツセンター第1陸上競技場で開かれる。申し込みは今月下旬から始まる。