千葉市  「シェフズ・ちば」21店秋のフェア 

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「シェフズ・ちば」21店秋のフェア 千葉県産食材魅力PR 「ネギたんぽ」や「なめろう丼」29日まで

 

千葉県産の新米と食材を使った秋メニューを提供するフェアが千葉県内や都内の飲食店で開かれている。千葉県産食材の魅力を積極的にアピールする「シェフズ・ちば(Chef‘s CHIBA)」に登録する21店が参加。各店舗では野菜や魚介のうまみを生かしたリゾットやカレー、なめろう丼など、シェフが腕によりをかけた料理を振る舞う。29日まで。

「シェフズ・ちば」は、県内や東京都など首都圏の飲食店を対象に、2015年度に県が創設した登録制度。県産食材を積極的に取り入れている店を募集し、(1)年間を通じて県産食材を調理・提供している(2)メニューやウェブで県産食材を紹介している(3)お店で一番のアピール食材が県産である、などの要件を満たしているかを確認する。9月末現在で23店舗が登録している。

フェアに参加するのは、そのうち21店(県内16店・都内5店)。千葉市中央区の「ネギーズバー&グリル」では、県産の新米とネギの食感が絶妙なハーモニーを奏でる「ネギたんぽ」を提供。焼いたネギの甘い匂いが食欲をそそる。高橋隼司店長は「千葉はネギの産地として有名。県産ネギのおいしさを知ってほしい」と意気込んだ。

このほか船橋市のイタリア料理店「ラシサダイニング」では、同市産のホンビノス貝などのシーフードとトマトクリームのうまみが新米に絡むリゾットが味わえる。都内の「館山海の物産センター銀座船形」では「なめろう丼」を用意する。

店舗でもらえる応募コード入りのチラシやはがきから応募すると、食事券や県が育成した落花生「Qなっつ」などが抽選で当たる特典も。県の担当者は「フェアを通じて登録店を利用し、県産食材の魅力を知ってほしい」と話す。