千葉市  飛行機で動物はどうやって運ばれる?

千葉市   【キリンのスカイ寄席】飛行機で動物はどうやって運ばれる?

 

空港大好き、噺家の林家木りんです!

今回もコラム「キリンのスカイ寄席」をご覧に頂きましてありがとうございます!

また初めてご覧になる方はこれからよろしくお願いいたします!

いきなりですが僕は馬が好きなんです!きっかけはゲーム。

小学生の頃コーエーさんが出した「ウイニングポスト」という競馬ゲームに競馬も知らないのにやり始め、興味を持ちそれからテレビで競馬の筋書きのないドラマに小学生ながら感動を覚えました。

僕の思い出の馬はトゥザヴィクトリー。血統は名種牡馬サンデーサイレンスと母・フェアリドール。

記憶に残ってるレースは武豊鞍上の有馬記念での逃げ切り。

最後はマンハッタンカフェなどに抜かれ3着でしたが逃げ馬が好きな僕は興奮してこのレースを観ました。

またトゥザヴィクトリーは海外遠征し、世界最高賞金のドバイワールドカップでも2着という実力の持ち主。

馬も海外遠征があることをこの時知りました。そう競走馬も海外に行くのです!

なぜこのような話をしているかと言うと、先日、羽田空港の出発ロビーでワン、ワンという犬の鳴き声が聞こえたんです。

別にびっくりすることではないのですが、そういえば動物ってどうなって飛行機で運ばれてるんでしょうか?ということで今回は動物の輸送について僕なりに調べてみたことをお伝えしたいと思います!

犬や猫の場合。

まずペットを輸送予約をします。

同意書や健康チェックシートを記入。

動物は貨物扱いなので、手荷物を預けるカウンターでペットを預けます。(料金は航空会社や区間によって違いますのでご確認を)

それから飛行機に乗るんですが、気になるのは飛行機のどこにいるかですよね。

貨物扱いなので、客室の下にある貨物室にペット達がおります。

もっと細かく言いますと、バルクカーゴと言いまして、飛行機の後ろにあります、尾翼の細い部分の貨物室に乗ってます。

ですので後ろの席に座ってると、動物たちの鳴き声が聞こえてくることあるそうです。なのでビックリしないでくださいね!

また貨物室と聞くと冷房も暖房もなさそうですが、ご安心を。ペットが乗る時は機長のもとに動物が乗ってますとの書類が届き、これを見た機長は空調を入れてくださるそうです。

ただ夏場は外気に影響され、高温になる可能性もあるそうです。

もちろん機長は最善の注意を払って下さいます。気圧は客室と同じなので環境は比較的変わりません。

ちなみに盲導犬や介助犬は客室で一緒に乗れるそうです。

続いて馬の場合

馬の場合まず検疫厩舎に入ります。

そこで、ワクチン注射や検査などをしてから空港に運ばれ馬を飛行機に乗せるストールというコンテナに入れるんだそうです!

このストールには三頭の馬が入るらしいです。

理由は様々あると思いますが、そのうちの1つ、馬は繊細な動物です。特に競走馬は繊細なので、安心させなくてはいけません。

そういう時に普段から一緒にいる馬を帯同させ安心させるそうです。

そのためにも、ストールは3頭入れるようしてあるそうです。

確かにそうですよね。

僕、木りんも一人旅は憧れるけど苦手なんです。

だからお仕事の時はなるべく前座さんをお願いして一緒にお仕事に行きます。

だから僕は後輩に安心させてもらってます!

頼りないな、木りん(笑)

そして輸送費は馬術競技の馬で600万、競走馬で1000万ぐらい。高いな。

でも500キロはある動物を運ぶんだからしますよね。

また調べて驚いたのは馬にもパスポートがあるんです!パスポートの中身は馬の体の特徴、顔の模様、過去のワクチンや各種の注射記録が書いてあるそうです。

馬もそれぞれ能力が違うので国際大会になればなるほど間違えたら大変。パスポートがあるのも納得!

最後に僕の名前が木りんなので動物のキリンの輸送方法です!

まずは僕の予想!

生まれたてのキリンは体長約190センチ。これは僕、林家木りん(192センチ)と身長は、ほぼ変わりません!

当たり前ですけど僕は普通に飛行機に乗れます。ただエコノミークラスだと足を少し曲げてちょっと窮屈だけど快適に乗っております。

なので子供のうちに運べばイケるかなというのが僕の予想です。

さぁ実際はどうなのか、調べてみました!

正解は…

キリンは大人になってから運ぶのが一般的らしく、飛行機に乗る時には首だけで2メートルあるだそうです!

この時点で僕の予想は外れた。

問題はどう載せるか。

それは!

答え 首を曲げて檻に入り、機内ではずっとその姿勢のまま運ばれている。

ええーそんな運び方なの。

窮屈な体勢のまま飛行機に乗るのか。

可哀想だ。

ちょっと待てよ、僕と変わらん!(笑)

動物のキリンとの意外な共通点でした!

お読み頂きありがとうございます。

次回の「キリンのスカイ寄席」も首を長くして待っててくださいね!