千葉市 「胸キュン男子」に遭遇する都内路線トップ10

千葉市    「胸キュン男子」に遭遇する都内路線トップ10

 

今年の夏は、暑い。しかしひとたび電車の中に入れば冷房が効いておりヒンヤリ快適だ。さらに、そこにステキな乗客がいれば「今日も1日頑張ろう!」とさわやかなモチベーションが湧いてくるのは筆者だけではないはず。今回は筆者が独断で選んだ、思わず胸キュンしてしまう男性が多い路線をランキング形式でご紹介する。

京葉線にはレジャースポットを訪れるアクティブな男子が乗っている?

■まずは注目の穴場路線

第10位 再開発が進みステキ男子も増加中! 「JR常磐線」

常磐線は、日暮里(荒川区)を起点に千葉、茨城、福島、果ては宮城まで至る長~い路線。東京エリアは東部を走り、「アノやんちゃなイメージのある常磐線がランクインするなんて!」と思われた方もいるだろう。
実は、常磐線の日暮里、三河島、南千住などのエリアでは再開発が進み、高級分譲マンションが増加中。意識高いおしゃれなファミリーが多く、すてきな男性が増えつつある穴場路線なのだ。

もちろん、ちょっとワルそうな眼光鋭い男子もおり、ぞくっとする刺激を求めるのもいいかもしれない。

第9位 カワイイ系男子が愛用するテーマパーク路線「JR京葉線」

東京(千代田区)から蘇我(千葉県千葉市)を結ぶ京葉線。東京駅からの乗り換えが大変なイメージもあるが、それにもめげず胸キュン男子は京葉線に集う。
沿線には葛西臨海公園やディズニーリゾートがあり、遊びに飢えた若者にはたまらない路線。特に週末となると学生でにぎわい、キャラクター好きのカワイイ系男子の姿も。夏になると、稲毛海岸などレジャーが色めき立つ。さわやかなサーファー系男子など、日焼けの似合う乗客に胸がくすぐられる。

第8位 暮らしに妥協しないエリート男子に人気「東京メトロ有楽町線」

和光市(埼玉県和光市)から新木場(江東区)までを結ぶ地下鉄有楽町線。西武池袋線、東武東上線とも直通し、埼玉県から都心へ向かうのにも便利な路線だ。
主要駅のひとつ、池袋は不動産サイトSUUMOが発表した「関東住みたい街ランキング2018」で総合5位の実力。また新富町、月島、豊洲もタワーマンションが立ち並ぶ人気のエリアで、住環境にこだわる男性から熱視線を浴びている。有楽町、銀座一丁目にはエリート企業も多く、りりしい会社員や聡明な士業の男性が多く利用する路線である。

第7位 大学病院勤務のドクターも利用「東京メトロ千代田線」

代々木上原(渋谷区)から綾瀬(足立区)を結ぶ地下鉄千代田線。ファッションで花咲く明治神宮前、表参道を通過し、雑誌から飛び出してきたようなモデル系男子の姿が。表参道を過ぎればビジネスエリアに突入。赤坂、霞ケ関、日比谷など一流企業が林立し、いかにも優秀そうな細身スーツ、黒縁メガネのサラリーマンが多数。シルバーのアタッシェケースがまぶしい!

この路線は湯島の東大病院や、新御茶ノ水の順天堂医院、日大病院など大学病院が多いのも特徴。第一線で活躍するドクターや、将来の日本を救う医大生たちが多く利用している。

■“ギョーカイ人”が多い路線

第6位 国際色豊か! グローバル路線No.1の「都営地下鉄大江戸線」

光が丘(練馬区)を起点に都心をぐるっと6の字を書くように都庁前(新宿区)に至る地下鉄大江戸線。新宿や東京タワーのある赤羽橋、築地市場、上野御徒町と、東京の観光名所をまるっと網羅。海外からの観光客の姿も多い。
また六本木、汐留などマスコミや広告代理店で働く“ギョーカイ人”の姿や、外資系サラリーマンの姿も多い。清潔感のある身だしなみで、スパイシーな香水も香ってくる。夜は六本木でナイトライフを楽しむ人でいっぱいに。クラブ目的の外国人、EXILEのような日焼けで遊び慣れた日本人など、刺激的なシティボーイが愛用する路線である。

第5位 隠れたロマンティック路線「東京臨海高速鉄道りんかい線」

大崎(品川区)と新木場(江東区)を結び、東京のベイエリアを走るりんかい線。都内でも少々存在感が薄めではあるが、胸キュン指数が高く、逃せない。りんかい線は大崎から品川シーサイド、天王洲アイルといった近未来を感じさせるビジネスエリアが多く、お台場へ通勤するマスコミ関係者の利用者も多い。ほぼ地下を走る路線だ。東雲(しののめ)―新木場間は地上を走り、ここは筆者イチオシの車窓区間。夜は東京湾の夜景がきらめき、乗るだけでロマンティックな気分にさせてくれる。周辺のタワーマンションにはセレブな男性も住んでいるはずだ。
第4位 明日を夢見る若者! ダイヤの原石が見つかる「JR中央線快速」

東京(千代田区)から高尾(八王子市)を結ぶ中央線快速。四ツ谷、新宿など都心の真ん中を通り、多摩地区へ西進。沿線には、“住みたい街”王者の吉祥寺を擁し、ファミリーだけでなく若者からも絶大な支持を得る。

また、中野―吉祥寺界隈は比較的家賃の相場が抑えられ、夢を追うアーティストの卵、役者やバンドマン、お笑い芸人を目指す男性も多い。時に、赤や黄色などの髪の毛の乗客がいるなど個性を放つ路線だ。あなたの隣に座っている男性こそが、明日のエンタメを担うスターになるかもしれない! と、砂の中のダイヤを探すような気分で乗れる路線である。

■定番の“リア充路線”

第3位 IT系、イクメンが集うリア充路線「東急田園都市線」

渋谷(渋谷区)から中央林間(神奈川県大和市)駅を結ぶ田園都市線。渋谷にはIT企業やベンチャー企業が多く、そこに勤めるサラリーマンは池尻大橋、三軒茶屋、駒沢大学に好んで住む。ライフスタイルさえ最先端の香りをまとい、改札口にスマートウォッチをタッチして華麗に通過する姿には、ほれぼれしてしまう。

また田園都市線はファミリー層にも人気の路線。二子玉川やたまプラーザを中心に、休日にはすてきなイクメンを多数見掛ける。リア充な家族に囲まれて、ベビーカーを押したり子どもをあやしたりする姿は、疲れた女性の心にほっこり癒やしを与えてくれる。
第2位 トレンドと伝統! 日本を代表する男前路線「東京メトロ銀座線」

渋谷(渋谷区)と浅草(台東区)を結ぶ銀座線は、由緒正しい日本の地下鉄第一号線。渋谷を出ると表参道、青山一丁目などハイセンスな街を通過。トレンドの最先端を追いつつも、決して下品にならない洗練された男性にキュン。新橋、銀座、日本橋はエリートサラリーマンの聖地。背筋が伸び、自信に満ちあふれた眼差しで、きりっとスマホを見つめる男性が多い。
上野や浅草には下町風情の江戸っ子の姿も。和服を着た御曹司風の男性を見れば、日本の伝統を感じざるをえない。また日本文化が好きな外国人客も多く、目が合えばにっこりほほ笑んでくれる人懐っこさが魅力である。

■1位は意外な路線?

第1位 婚活女子が熱視線! 衣食住で胸キュンの王子様路線「日比谷線」

中目黒(目黒区)と北千住(足立区)を結ぶ日比谷線。日比谷線こそが胸キュン男子が集う王子様のような路線である。中目黒、恵比寿、広尾は遊び慣れたオトナの男性が集うグルメなエリア。夜になると飲み会やデートで女性の胃袋を華麗に満足させてくれる男性が。六本木にはイケイケの企業がオフィスを構え、ギラついた男たちが仕事という戦場に向かう。

「チャラいサラリーマンは苦手よ」という女性が胸を熱くするのは、霞が関などの“キング・オブ・堅実”なエリアで働く男性たち。彼らのたたずまいは得も言われぬ安定感で包まれている。銀座では一流のショッピング街で“本物を知る”男性たちが欲を満たし、若い美女をエスコートするちょい悪オヤジの姿も。人気が高まる人形町や秋葉原、北千住は、都会的なファミリー層に人気が高まっている。このように、日比谷線はパーフェクトな衣食住を擁する、日本中の婚活女子が大注目している路線と言っても過言ではない。
番外:女性から評判の悪いワースト路線「JR埼京線」

最後に番外編として、残念ながら女性から評判の悪い路線を紹介しておこう。それはズバリJR埼京線である。大崎(品川区)と大宮(埼玉県さいたま市)を結ぶ埼京線。利便性が高く住環境は抜群だが、痴漢が多い路線として女性の間でうわさが立っている。

痴漢の被害を少しでもなくすため、監視カメラが導入されているが、今なお女性が警戒する路線であることは間違いない。すべての乗客が快適に乗れる電車になることを切に願うばかりだ。