千葉市
特製スパイス決め手 タイ料理店「幕張ファイデーン」 マッサマンカレー 【幕張を「カレーの街」に】(1)
地域を盛り上げようと、千葉市幕張地区の飲食店有志らが立ち上げた「幕張カレー会」。中華料理やタイ料理、カフェ、天ぷらなど11店が工夫を凝らし、カレーを使ったメニューをそろえた。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、カレーの食べ歩きができる街へ取り組みが進む。
◆特製スパイス決め手 タイ料理店「幕張ファイデーン」 マッサマンカレー(810円)
マッサマンカレーの本場、タイの調味料のみを使って仕上げた本格派。店主の宮川英樹さん(54)は「味に癖がなく、日本人に合うようなバランスにした」と話す自慢の逸品だ。
常連客からの「カレーが食べたい」との一言から始まった人気メニュー。ウコンなどを調合した特製スパイスが味の決め手で、具材には鶏肉、ジャガイモがふんだんに使われている。仕上げに添えられるミカンの葉がアクセント。まろやかな甘みが特徴で「お子さんでも安心して食べられる」と笑顔を見せる。
辛さを求める人には青唐辛子を使用した「グリーンカレー」(810円)がおすすめ。どちらもハーフサイズがある。テイクアウトも可能。