千葉市
(患者を生きる:3633)スポーツ ペースメーカー:2 2カ月でサッカー再開
千葉市に住む片伯部(かたかべ)延弘さん(77)は2005年5月、不整脈が原因による心臓発作で倒れ、ペースメーカーを入れた。地元のシニアチーム「ACちば」でサッカーを楽しんできたが、もうできなくなったと諦めていた。
ところが、チームの仲間で整形外科医の鍋島和夫さん(79)にむしろ健康増進のため積極的に運動した方がいいと励まされた。
ペースメーカーを入れたら運動はできないというのは、よくある誤解だ。「順調に体調が回復すれば、同年代の方がしているほとんどのスポーツができる」と専門医らは指摘する。ただ、埋め込み位置に近い方の腕を連続して動かしたり、身体がはげしくぶつかったりする競技は避けた方がよい。……