千葉市「海岸通りの塩ブッセ」 スイーツミズノヤ

千葉市

海思わせる千葉土産 甘さと塩味、優しい食感 「海岸通りの塩ブッセ」 スイーツミズノヤ(千葉市)

 

潮風が薫る住宅街の大通りにある洋菓子店「スイーツミズノヤ」。一番人気の商品「海岸通りの塩ブッセ」は、しっとりとしたスポンジに九十九里産の塩を練り込んだバターがたっぷりはさまり、優しい食味が口の中に広がる。甘みを引き立てる絶妙の塩味。夏の海をほうふつとさせる逸品だ。

「何度食べても飽きないお菓子を」。そんな願いを胸に秘めた同店のオーナーパティシエ、水野谷祐一さん(42)が「千葉土産として喜ばれるものを提供したい」と開発。甘さとしょっぱさのバランスは好物の塩豆大福から着想を得た。パッケージも透き通った青を基調にするなど、海へのこだわりが光る。

2012年の開店当初から来店客のハートをつかみ、今では1日500個、年末年始には1万個を売り上げる。冷蔵保存が基本だが、凍らせたり常温で軟らかくしたりと、温度によって食感が変わるのも魅力。「好みの食べ方を見つけて」と水野谷さん。

ギフト用の5個入りが税込み1090円。20個入りなどもある。プレーンに加え、夏の間はブルーベリー味も販売。季節によってイチゴや小倉など多彩な味が登場する。

潮風を感じられる「スイーツミズノヤ」の店頭
◇店舗情報
スイーツミズノヤ
美浜区高洲1-16-55(JR稲毛海岸駅から徒歩約10分)
(電話)043(205)4702
営業時間 午前10時~午後7時半(原則水曜定休)