千葉県市川市の大型商業施設・ニッケコルトンプラザに30日、新しいアネックス棟「ツムグテラス」が開業する。人と人の関係を「つむぐ」ことをコンセプトに、食べ放題レストランや幼児向け教育施設など多彩な7店舗をそろえた。
ツムグテラスは2階建てで、延べ床面積約3671平方メートル。旧アネックス棟を取り壊し、跡地に新たに建設した。
30日にオープンするのは、食べ放題レストラン「グランブッフェ」、生活・服飾雑貨「ラ・ヴィ・ド・クロワッサン」、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル」。
他にも、自転車販売・修理「ル・サイク」が先行オープンしており、4月以降は「調剤薬局マツモトキヨシ」、千葉物産店「房の駅」が順次開業する。さらにキッズスペースを併設したカフェも4月下旬のオープンを予定している。
施設を運営するニッケ・タウンパートナーズの担当者は「ツムグテラスのコンセプトの通り、新たなコミュニティーづくりにつながる幼児園やカフェをそろえた」と店舗構成の狙いを話した。
ツムグテラスの開業に合わせ、本館も順次テナントを入れ替えている。新規出店は8店で、幅広い世代に人気の衣料店「ニコアンド」などを誘致。「無印良品」など5店はリニューアルし、品ぞろえを充実させる。他にも子ども服を2階に集め、買い回りを良くする工夫を取り入れる。