市川市 新幹線の運転体験、10分で整理券終了…新鉄博
さいたま市大宮区の鉄道博物館の新館(4階建て)が5日、オープンし、多くの鉄道ファンらでにぎわった。
入り口近くには、東北新幹線などに使われる「E5系」の実物大模型と、実際に山形新幹線で活躍した「400系」の車体を展示。2階にはE5系や山手線などの運転台を再現したシミュレーター4台があり、車窓の映像を見ながら、本物さながらの運転を楽しめる。
この日は午前10時の開館前から400人以上が並び、E5系の運転シミュレーターの当日分整理券は開館から10分ほどで配布終了。来場者は記念撮影するなど思い思いに楽しんでいた。母親とともに千葉県市川市から来た小学6年の男児(11)は「実物の新幹線を間近で見られてよかった。一日中、楽しみたい」と話した。