市川市  アジアの大学生 研究した課題を“GPAC”で発表

市川市

アジアの大学生 研究した課題を“GPAC”で発表

 

市川市の大学で29日、アジアの国と地域の大学生たちが自分たちで研究した課題を発表し、交流を深めました。日本や韓国、イスラエルなどアジア6つの国と地域の大学生約120人が参加したのは、学生交流会議・「GPAC」です。「GPAC」は英語を公用語に経済や環境問題といった国際的な課題について大学や多国籍チームで研究、討論する場です。

初日は大学ごとのチームが登壇し、「高齢社会における退職年金資産の管理」についてや「イスラエルの経済と水経済」などバラエティに富んだ発表が行われました。参加した学生たちは質疑応答でも活発に意見を述べ合い、他国の発表にも真剣に耳を傾けていました。ホストを務めた千葉商科大学は「日本だけでなくアジアの学生と現在の問題を話し合い、視野を広げてほしい」と話しています。

参加者
「自分の発音で相手に伝わるかという不安もあったがそれよりも自分の意見を貫き通したいという気持ちがとても強かった。今回のプレゼンテーションに参加して自分のことを発信することが出来たので良かった」
「それぞれバックグラウンドが違うので考え方の違いが同じアジア圏でもあると思う。意見交換の場としてとても良い」