松戸市 自転車の事故に気を付けよう“交通安全教室”開催
高校生に自転車に乗る際の「安全意識」を高めてもらおうという交通安全教室が28日、松戸市の県立高校で開かれました。自転車の交通安全教室は松戸市旭町にある県立松戸馬橋高校で行われ、全校生徒約960人が参加しました。
まず県警の警察官が万一に備え自転車の「保険」に入ることを勧めたほか、事故に遭った場合は110番通報するよう呼びかけました。その後、校庭ではスタントマンたちがリアルな自転車の交通事故を再現。見通しが悪い交差点での飛び出し事故やトラックの左折時における巻き込み事故などが再現され、実際に起こりうる交通事故を仮想体験した生徒たちは一様に驚いた表情を浮かべていました。
松戸警察署によりますと、去年1年間に管内で起きた高校生による人身事故の件数は計35件で、このうち75パーセントにあたる26件が自転車事故だったということです。
参加した生徒
「すごい迫力があって目の前でひかれているのって怖いなと思いました」
「馬橋高校全体がこの経験を日頃の登下校で生かせればいいと思います」