松戸市  麻しん(はしか)患者の発生について

松戸市    麻しん(はしか)患者の発生について

 

市内で麻しん(はしか)が発生しています
9月27日から10月29日までに医療機関から麻しんの届け出が計17件ありました。(患者概要等については下記の千葉県ホームページをご覧ください)
麻しんの主たる感染経路は空気感染で、その感染力は非常に強いので、麻しんを疑う下記の症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従い受診しましょう。なお、受診時は周囲への感染を防ぐため公共交通機関等の利用を避けましょう。
また、麻しんは予防接種が有効です。定期接種は早めに確実に受け、2回接種していない方は、かかりつけ医などに相談の上、接種を検討しましょう。
注意1)麻しん(はしか)の予防接種は、定期予防接種該当年齢以外の方は自費になります
注意2)予防接種歴は母子健康手帳でご確認ください
市民の皆様へお願い
対策強化期間内(当面10月末まで)に開催される松戸市が主催するイベント等について、下記の方のご参加を自粛していただく場合がございますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
病(医)院または松戸健康福祉センター(松戸保健所)より麻しんの健康観察対象者として連絡を受けている方
発熱等により体調がすぐれない方
※イベント等への参加の可否等、事前に相談する場合はイベント等を主催する所属にお願いいたします。(当課ではお答えしかねます)
イベント等を開催予定の皆様へお願い
下記の方法等により、麻しん拡大防止に努めるようお願いします。
イベント等を開催する際は、病(医)院または松戸健康福祉センター(松戸保健所)より麻しんの健康観察対象者として連絡を受けている方や発熱等により体調がすぐれない方の参加は自粛いただくようにする
乳幼児等を対象としたイベント等を開催する場合、対策強化期間内(当面10月末まで)は開催を中止または延期を検討する
千葉県ホームページ(報道発表)
麻しん(はしか)の発生について(第9報)(平成30年10月29日)
麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は麻しんウイルスによる急性の全身感染症で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症するといわれています。また、人から人に感染し、あっと言う間に周囲に感染が拡大します。
感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水等のかぜ症状が現れ、2日から3日間、38度前後の熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎の発症が見られます。
また、死亡する割合も1,000人に1人といわれています。
予防接種について
麻しん(はしか)に感染しないためには予防接種が重要です。
麻しんの定期予防接種対象(第1期:1歳になってから2歳になるまで、第2期:小学校に入学する前の1年間)の方は、早めに予防接種(MR ワクチン)を受けましょう。
定期予防接種以降でも、以下に該当しない方は、MR ワクチンを受けましょう。
母子手帳などで麻しんワクチンを2回以上受けた記録がある
過去に麻しんに罹ったことが確実である(検査で確認されたことがある)
予防接種に関するお問い合わせについて
健康推進課 予防衛生班(電話:047-366-7484)
平成30年度松戸市における予防接種について