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ミッキーが元気くれた　国立鈴鹿病院にサプライズ訪問、入院患者らと交流

ディズニーリゾート（ＴＤＲ、千葉県浦安市）の人気キャラクター、ミッキーマウスやミニーマウスらが２３日、鈴鹿市加佐登の国立病院機構鈴鹿病院を訪れた。入院、通院する１１～７１歳の患者ら約１２０人と触れ合い、友達になったことを証明する「ファンカード」を手渡した。

訪問したのはミッキー、ミニーとＴＤＲのアンバサダー（大使）を務める福本望さん（２７）。事前に知らせない「サプライズ」訪問で、患者たちは一瞬、戸惑いを見せたが、手拍子や曲に合わせて体を動かし、すぐに打ち解けた。

ミッキーたちは「イッツ・ア・スモールワールド」の曲に合わせてダンスを披露するなどして盛り上げ、病室のベッドサイドも回った。患者らは握手したり、鼻と鼻をつけ合ったりして交流を楽しんだ。

ＴＤＲは、病気や障害などで来園できない子供たちのために、アンバサダーらが全国の病院や福祉施設などを年間約５０回ほど訪問している。同病院ではおよそ３年前に申し込み、ようやく実現。２６日までに同病院を含め県内４カ所を巡る。