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限定仕様続々、ハロウィーン商戦本格化 各社盛り上げに動く

10月31日のハロウィーンに向け、関連商戦が本格化し始めた。オリエンタルランドは10日、ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)で11日スタートするハロウィーンプログラムを報道陣に公開。食品各社も菓子類を中心にハロウィーン向けの期間限定商品を発売している。日本記念日協会の推計ではハロウィーンの市場規模は昨年1305億円。バレンタインを上回る一大イベントに育っているだけに、各社は商戦を盛り上げようと懸命だ。

ディズニーランド(TDL)では「スプーキー“Boo!”パレード」が初登場。仲間を探すゴーストたちが主役で、ミッキーマウスなどのメーンキャラクターの衣装がパレード中にゴースト仕様に変わるのも見どころだ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は既にハロウィーンイベントを開始。これまで大量のゾンビが登場するホラーイベントが目玉だったが、怖がる子供も多く、今年は「こわかわ」「大人」「絶叫」とエリアを分け、ファミリーも楽しめるようにした。

ハロウィーンが子供にお菓子を渡すイベントのため、菓子メーカー各社は、「配り菓子」としての個包装の限定デザイン商品を投入している。ブルボンはディズニーキャラクターを使ったビスケットやクッキーを発売。亀田製菓も限定商品入りの「ハッピーターン」を売り出した。また、タブレット菓子「ミンティア」を手掛けるアサヒグループ食品は、おばけなどをデザインしたシールをつけた限定品を発売。デコレーションシールとして使うことを提案している。

コンビニエンスストア各社も現在商品を企画中で、スイーツなどを9月下旬から10月上旬にかけて順次発売する。