習志野市   橋の部材腐食で歩道通行止め 谷津干潟

習志野市   橋の部材腐食で歩道通行止め 谷津干潟

 

千葉国道事務所は26日、谷津干潟(習志野市)を横断する「国道357号谷津溝橋」の片側の歩道部分について、支える部材に腐食が見つかったとして通行止めにした。車道部分の通行に影響はない。

同事務所によると、歩道は鉄材を組んだ上にコンクリートの橋を載せた簡易な造りで、老朽化進行の恐れがあるため点検した結果、鉄材が腐食していた。歩道内側の車道部分は、歩道と異なる構造で危険性はないとみられるが、同事務所は念のため調査する方針。

歩道は地元住民や干潟の見物客などで一定の利用者がいるが、腐食が見つかった部分はこれまで点検していなかった。同事務所は車道と同じ構造の反対側の歩道を迂回(うかい)路に設定した。