習志野市   炎天下の野菜畑で“真夏のお花見”?楽しんだ!

習志野市   炎天下の野菜畑で“真夏のお花見”?楽しんだ!

ならしのNOW

7月初旬、家庭菜園で野菜作りを楽しむ知人から「“お花見”に来ませんか?」と、時ならぬお誘いが・・ハア~?“真夏のお花見”って!何かの間違い?と疑いつつも、汗も滴る炎暑の中、故事・諺に倣って「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の気構えで“謎の誘い”にのってみた。
鷺沼4丁目、鉄道の線路沿いにある菜園で“一列縦隊”を組み、打ち上げ花火に似た花を咲かす「トウモロコシ」の光景を見て納得!“夏ならではの野菜の花を楽しむ会”だった・・と。

かたや派手なオレンジやピンク色の「春ウコン」の花芯では黒蟻が右往左往、晴れ間の捕食活動に余念が無い。

強烈な太陽の透過光で “真昼の星座”のように輝く、「ナス」の紫や「ジャガイモ」の白色の花は強烈な存在感を示し、「サヤインゲン豆」の形状からは想像できぬ、清楚で可憐な白い花の“造形美”にも目を奪われた。

さて、作物の収穫真っ只中の家庭菜園は市内随所に散在するが、入園時は畑のオーナーに一声かけて!「李下りかに冠かんむりを正たださず」で行きましょう!

帰り際、見上げた太陽の周囲に七色に輝く「円形の虹」が・・。これは気象用語で「日暈ひがさ」や「ハロ」と呼ばれ、「雨が近い」という“空のサイン”だ。
ならば、明日は猛暑も和らぐ戻り梅雨か?とホッと一息、家路を急いだ。