習志野市  ソフトボール女子の世界選手権最終日

習志野市   ソフトボール女子の世界選手権最終日

日本、米と決勝で再戦=3位決定戦でカナダに勝利―ソフトボール女子世界選手権

ソフトボール女子の世界選手権最終日は12日、千葉市のゾゾマリンスタジアムで決勝トーナメントが行われ、2大会ぶりの優勝を目指す日本は3位決定戦でカナダに3―0で勝った。午後7時からの決勝戦で、11日の準決勝で敗れた前回王者の米国と再び当たる。

日本はエースの上野(ビックカメラ高崎)が4安打完封勝ち。3番の山崎(トヨタ自動車)が一回に適時三塁打、三回にランニングソロ本塁打を放った。

日本が決勝に進んだため、開催国枠を持つ日本を除く最上位チームに与えられる2020年東京五輪出場権は、米国が手にした。

ソフトボール女子の世界選手権最終日は12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで敗者復活を兼ねた3位決定戦が行われ、2大会ぶり4度目の優勝を目指す世界ランク2位の日本はカナダを3―0で下し、決勝に進出。この日午後7時から行われる決勝で、11日に敗れた再び宿敵・米国と対戦し、リベンジを狙う。

日本はエースの上野由岐子(36=ビックカメラ高崎)が4安打完封勝利をマークした。

日本は11日の準決勝で、2連覇を狙う同1位の米国にタイブレーク方式による延長8回に3―4でサヨナラ負けを喫した。

 

カナダ戦を完封した上野が午後7時開始の決勝にも先発、宇津木監督明言
ソフトボール女子の世界選手権最終日は12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで敗者復活を兼ねた3位決定戦が行われ、世界ランキング2位の日本はカナダを3-0で下し、午後7時からの決勝進出を決めた。決勝の相手・米国には11日の準決勝でタイブレークの末に敗れており、リベンジを狙う。

 

日本 宿敵米国にまたも屈し銀…上野 中3時間半での連投も無念のサヨナラ負け

◇ソフトボール世界女子選手権第11日 日本6―7米国(2018年8月12日 ZOZOマリン)

ソフトボール女子の世界選手権第11日は12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで決勝戦が行われ、世界ランク2位の日本が同1位の米国にタイブレーク方式による延長10回に6―7でサヨナラ負けを喫し、2大会ぶり4度目の優勝を逃した。米国は2大会連続11度目の優勝。

前日11日の準決勝で3-4と米国に敗れた日本のこの日の先発はエースの上野由岐子(36=ビックカメラ高崎)。デーゲームの準決勝(3位決定戦)で7回を投げ切りカナダを零封。中3時間半で再度先発するという過酷なマウンドとなった。ただ、決勝までに6試合を投げ、6勝0敗、失点0と驚異の活躍を見せており、宇津木監督も「今日は上野で勝負」と腹をくくっていた。

上野は2回に2死一、三塁のピンチを切り抜けたが、3回、2死一、二塁の場面で5番・スポールディングに3ランを浴び、今大会初めての失点を喫する。その後は得点を許さず熱投を続けた。小刻みな継投を見せる米国に対し、一人で決勝のマウンドを守り続けた上野だったが、6-4とリードして迎えた延長10回、逆転を許しサヨナラ負けを喫した。

打線は2回に8番・我妻悠香(23=ビックカメラ高崎)の適時打で先制。3回には4番・山本優(29=ビックカメラ高崎)の適時三塁打が出て追加点を挙げた。1点を追いかける6回に6番・藤田倭(27=太陽誘電)がソロ本塁打を放ち同点。さらに、タイブレーク方式による延長8回には1死三塁から代打・内藤実穂(24=ビックカメラ高崎)が勝ち越し打を放った。その裏に追いつかれたが、10回には藤田がこの日2本目となる勝ち越し2ランを放った。