習志野市 <ロッテ>先輩福浦と「一緒に」 ドラ6古谷に指名あいさつ
千葉ロッテからドラフト6位指名された習志野高の古谷拓郎投手が10月31日、習志野市の同校で永野吉成チーフスカウト、担当の榎康弘スカウトから指名あいさつを受けた。「指名された実感が湧いてきた。地元なので応援される選手になりたい」と決意を語った。
小さい頃から「よくマリンのライトスタンドで応援していた」というロッテファンだった。同じ習志野高出身の福浦について「偉大な記録を残した先輩。背中を追い掛けたい」と話す。今夏の西千葉大会を終えた後には通算2千安打まで目前に迫っていた大先輩の勇姿を見に行ったという。「一緒にプレーできるように、1日でも早く1軍に上がりたい」と夢を語った。
「投手としてのバランスが高い。切れのある球で打ち取れる。偉大な先輩(福浦)が近くにいるし、息の長い選手になってほしい」と榎スカウト。来年1月には新人合同自主トレが始まる。身長182センチ、体重76キロとまだ細身の右腕は「自分はフィジカルが一番の課題。体重や筋力を増やしたい」と力を込めた。