船橋市 ふなばしアンデルセン公園
「ふなばし9路線鉄道スタンプラリー」テーマソング、アンデルセン公園で披露
ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町、TEL 047-457-6627)のイベントホールで8月12日、シンガー・ソングライター高橋涼子さん作詞作曲歌唱の新曲「ふなばしの電車~Let’s go! 35駅」のお披露目会が開催された。
市内の鉄道を市内外にPRし、多くの人に愛着をもってもらおうと、8月11日~9月8日に開催される「ふなばし9路線鉄道スタンプラリー」のテーマソングとして、ふなばし9路線鉄道スタンプラリー実行委員会が制作を依頼した。
高橋さんは船橋市出身。鉄道ファンの中でも、特に鉄道に「乗る」こと自体を楽しむ「乗り鉄」としても知られ、船橋愛と鉄道愛にあふれた曲に仕上げた。市内鉄道の「小ネタ」が詰まったユニークな歌詞と、路線ごとに雰囲気の異なるメロディーが印象的。高橋さんは「9路線35駅の名前が歌詞に登場するため、歌いながら覚えられる」と話す。
曲は子どもたちが楽しそうに鉄道を巡る映像と共に、11日からインターネット動画共有サイト「ユーチューブ」でも配信している。
高橋さんは「私は乗り鉄という、電車に乗ることが好きな鉄道マニア。自分はもちろん鉄道が好きだが、自分たちの住む船橋市に選択肢があるということを知ってもらえたらうれしいと思って作った」と、新曲への思いを笑顔で話す。
「船橋市は縦に広いので乗らない電車もあると思う。それは船橋市の一つの特徴なので、市内の知らない地域の鉄道もこの機会に知ってほしい、鉄道スタンプラリーを通して鉄道に乗ってほしい」とも。
お披露目会では「ふなばし9路線鉄道スタンプラリー」の案内と歌詞が配布され、新曲は冒頭と終盤の計2回披露。その間に鉄道クイズも行われた。日曜の朝から家族連れでにぎわっていたアンデルセン公園で、会では電車のTシャツを着た少年たちや前列に座る少女たちの姿も見られた。
子どもたちが積極的に手を上げて参加した鉄道クイズでは、正解者に鉄道グッズが贈呈された。11日からの「鉄道スタンプラリー」でも同様の景品を用意する。「子どもたちが楽しみにしていてくれた。男の子だけでなく、女の子もいて鉄道に関心を持っていてくれてうれしい気持ちになった」と話す。
スタンプラリーの問い合わせ先は、ふなばし9路線鉄道スタンプラリー実行委員会事務局(TEL 047-436-2473、9時~17時)。