船橋市
船橋に「カフェと薬局」複合店 薬剤師の男性が開業、コミュニティースペースも
船橋日大駅西口を出てすぐの場所に11月3日、薬局併設のカフェ「Caffe Eddie」(船橋市坪井東2、TEL 080-4651-7524)がオープンした。薬局「えびたに薬局」との複合店で、2階にイートインコーナーを設ける。
店主の蛯谷大介さんは、大阪出身で大手製薬会社に勤務していた。薬剤師の資格を持ち、海外出張も多く、20年前東京勤務になった際に、成田空港へのアクセスも考慮し船橋市坪井町へ転居したという。
「地域に開放された高齢者を支えるまちづくりをしたい」との思いで、「カフェとイートインスペースと薬局をセットにしたものを作ろう」と思い立ったという。「3つがそろって1セット。どれが欠けてもだめ」と話す。
「自宅で亡くなる高齢者の数も増えていく中で、医者と看護師とケアマネジャー、薬剤師などがチームとなって支えていく必要がある」と力を込める。2階のイートインコーナーは医療関係者の集まりなどの利用も想定する。母親同士の会合やお年寄りが集まる会、学生の学習スペースなど、近隣の市民が集えるコミュニティースペースも目指す。
カフェは近隣在住の7人が日替わりスタッフを担当する。今月19日からはランチも提供している。メニューはエディコーヒー、ティー(以上250円)、カフェラテ、レモネード(以上300円)などをホットとアイスで提供。2杯目からは1杯180円。ランチは現在、「BLTEランチセット」(740円、学生は50円引き)を用意している。カフェラテの牛乳やコーヒー豆、パンなどの食材は近隣の専門店から仕入れ、「千葉ジェッツふなばし」と契約し試合の日はブースターショップにもなるなど、地域活性にこだわる。
営業時間は、カフェ・コミュニティースペース=8時~19時(11月中は木曜定休)。薬局=9時~18時。