船橋市  風しんの発生について

船橋市    風しんの発生について

風しんが急増しています
船橋市内及び千葉県内で、平成30年7月以降、風しんの報告が続いています。風しんは麻しんと似た症状を呈することがあります。風しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。妊娠20週頃までの妊婦が風しんに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴等を特徴とする先天性風しん症候群の児が生まれる可能性があります。妊娠を希望される女性等で、予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方は、かかりつけ医などと相談の上、風しんの抗体検査や予防接種を検討しましょう。
風しんとは?
風しんウイルスによって引き起こされる感染症で、主な感染経路は飛沫感染です。
感染すると通常14~21日後に発熱(約半数程度の患者)、発疹、リンパ節腫脹が出現します。
症状が出現しない場合(不顕性感染)も約15%程度存在するといわれています。
風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、風しんウイルス感染が胎児におよび、先天異常を含む様々な症状を呈する先天性風しん症候群が出現することがあります。
感染予防のポイント
風しんには予防接種が有効です。不顕性感染も認められているので、麻しんの定期接種と一緒に、確実に受けましょう。
特に、妊娠を希望される女性や抗体を保有しない妊婦の家族の方、妊婦と接触する機会の多い方(医療従事者等)で、予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方は、かかりつけ医などに相談の上、抗体検査や予防接種を検討しましょう。
風しんは麻しんと似た症状を呈することがあるので、風しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。
また、受診時は、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関等の利用を避けるとともに、妊婦との接触を控えるようにしましょう。
MR(麻しん風しん混合)ワクチンについて
MRワクチンとは、麻しんと風しんの予防接種の混合したもので、ウイルスを弱毒化してつくったものです。麻しんと風しんの免疫を強化するため、2回接種制度が平成18年4月より導入されました。
接種時期
第1期 1歳以上2歳未満
第2期 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学前の1年間
MR(麻しん風しん混合)予防接種について
風しん抗体検査について
船橋市民で要件を満たす方について、市内協力医療機関にて風しん抗体検査を無料で受けることができます。