船橋市 LGBT相談にも対応「一日合同行政相談所」

船橋市    LGBT相談にも対応「一日合同行政相談所」

 

行政に対する苦情や要望などをワンストップで受け付ける「一日合同行政相談所」が21日、船橋市に開設されました。一日合同行政相談所は市民が抱える悩みや国への要望などを公正・中立の立場から聞き取り解決につなげようと総務省の千葉行政監視行政相談センターが開設しました。

相談所には法務局の職員や弁護士、税理士、それに社会保険労務士などの専門家が集まり、税金や近隣トラブルの悩みからどこに相談してよいかわからないものまで幅広い相談に対応しています。特に、今回は性的少数者LGBTの相談にも対応していて、受付で去年まで行っていた性別確認も止めたということです。相談所を訪れた市民らは、相続や年金、離婚の相談のほか、県道での騒音など様々な困りごとを担当者に伝えていました。同様の相談所は10月にも佐倉市と千葉市で開かれる予定です。

総務省千葉行政監視行政相談センターの齊藤壽男所長は「相談所には色々な専門家がいるので、困ったら1人で悩まずに気楽に相談してほしい」と話しています。