船橋市認知症の高齢者を守る「安心できる声かけ訓練」

船橋市    認知症の高齢者を守る「安心できる声かけ訓練」

 

認知症の高齢者が行方不明になった時の対処や徘徊高齢者への声かけ方法を学ぶ催しが船橋市で行われました。船橋市の三山市民センターで行われた「第1回みたなら地区SOS!安心できる声かけ訓練」には、周辺の3地区から約80人が参加しました。

認知症を正しく理解し当事者の気持ちに配慮した声かけや保護までの流れを学ぼうというもので、参加者はまず捜索願いの届け出方法や高齢者を探すためのネットワークについてレクチャーを受けました。そして、「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」という徘徊高齢者への声かけ方法を寸劇を交えて学んだ後、グループに分かれて模擬訓練に臨みました。

参加者は高齢者と同じ目線でしっかり挨拶をしてから話をするなど、その場で学んだことを早速実行していました。
参加者「元気?こんにちはと声をかけ、必ずしも保護という目的でなくても、声かけできればいい」