関西空港ターミナル、全面復旧 台風被災から17日ぶり

関西空港ターミナル、全面復旧 台風被災から17日ぶり

台風21号による高潮で浸水し、一部閉鎖が続いていた関西空港の第1ターミナル(T1)が21日、全面的に営業を再開した。台風が襲来した4日以来、17日ぶり。ターミナル4階の国際線出発ロビーには21日早朝から、チェックインする乗客が次々と訪れて、いつも通りの様子が戻った。

運営会社の関西エアポートによると、すでに再開している第2ターミナルを含め、21日はほぼ通常並みの国際線343便、国内線128便の発着が予定されている。物販・飲食などの店舗も9割以上が営業する予定。

空港と対岸を結ぶ連絡橋鉄道(JR西日本・南海電鉄)は18日に運転を再開している。タンカーの衝突で損壊した連絡橋道路の全面復旧は来春のゴールデンウィーク前になる見通し。マイカーやレンタカーで連絡橋を渡ることは当面できない。