イランの「米責任」主張に反論=軍事パレード襲撃―米国連大使

イランの「米責任」主張に反論=軍事パレード襲撃―米国連大使

 

ヘイリー米国連大使は23日、CNNテレビの番組で、イランで起きた軍事パレード襲撃事件をめぐりイランが「米国の責任」を主張していることについて、「米国のせいにしてもいいが、自分の姿を鏡で見た方がいい」と反論した。

その上で、イランのロウハニ大統領に対し、国内情勢が不安定化する背景をもっと見るべきだと求めた。

ヘイリー氏は「米国はいかなるテロも非難する」と強調。さらにイランでの反政府デモなどに言及し、「(ロウハニ大統領は)国民を長きにわたり抑圧してきた。彼はそれがどこから来ているのか理解するために国内を見るべきだ」と述べた。ただイランの体制転換を目指していないとも指摘した。