元徴用工訴訟、日立造船にも賠償命じる ソウル高裁

 韓国の元徴用工が戦時中に大阪の造船所で無給で働かされたとして、日立造船を相手取って損害賠償を求めた訴訟で、ソウル高裁は12月11日午後、同社の控訴を棄却し、5千万ウォン(約500万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
 韓国の大法院(最高裁)は昨年、元徴用工らが新日鉄住金や三菱重工業に起こした訴訟3件で、賠償を命じる判決を確定させた。今回の日立造船訴訟の判決を含めて、確定判決と同じ理由で、日本企業に賠償を命じる下級審の判決が相次いでいる。

 確定した判決を除き、現在も係争中の元徴用工をめぐる損害賠償訴訟は、確認されただけでも12件にのぼる。1月は18日と23日、30日に、いずれも元徴用工らが不二越を相手取って損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が予定されている。