政府が、航空自衛隊のF-15戦闘機の一部について、アメリカに売却する検討を始めたことがわかった
防衛省は、航空自衛隊のF-15戦闘機について、電子戦などに対応するための改修を進めてきた。
一方で、政府が改修できない旧型のF-15戦闘機をアメリカに売却したうえで、最新鋭のF-35ステルス戦闘機の追加導入に向けた、原資に充てる検討を始めたことがわかった。
実現すれば、日本の中古戦闘機の売却として初めての事例になる。
政府は、旧型機の売却を実現し、増え続ける防衛予算への批判の声を緩和したい考え。