ICBM関連施設解体か

ICBM関連施設解体か=北朝鮮首都近郊―米分析サイト

 

米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は12日、北朝鮮の首都平壌近郊にある大型車両製造工場「3月16日工場」で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)用の移動式発射台(TEL)の試験に使われた仮設シェルターが解体されたと指摘した。

1977年に建設された同工場は軍事・民間用の大型車両を製造しており、弾道ミサイル開発との関連も疑われていた。今回解体が判明した仮設シェルターは、昨年11月までに工場西側に建設され、ICBM「火星15」発射用TELの試験が行われた。

仮設シェルターは火星15が同11月下旬に発射された後、覆いが除去され、骨組みが改造されるなどの変化があったが、今年9月1日に撮影された衛星画像では解体されていた。