千葉市  災害から命を守る“防災リテラシー”を高めよう

千葉市   災害から命を守る“防災リテラシー”を高めよう

 

“防災リテラシー”を高めて学校や地域で防災活動を担う次世代のリーダー育成を目指す講座が千葉市内で行われています。21日と22日の2日間にわたって千葉市中央区の県文化会館で行われている講座には、県内の高校生と教員ら合わせて約50人が参加しています。

21日は国の研究機関、産業技術総合研究所で活断層や火山など地震の研究に携わる宍倉正展さんによる講座が行われました。宍倉さんは「防災リテラシー」を高めることが今後起きうる災害を予測し、命を守る行動につながると強調。高校生たちに対し、自然現象に対する理解や過去に起きた災害に学ぶ姿勢が欠かせないと説いていました。参加した高校生は「地震が来るかもしれないことを想定して考えていくことが大切だと思った」

産業技術総合研究所宍倉正展さん
「場所ごとに様々な自然災害のリスクがある。それをちゃんと理解すること。場所や地域、歴史を知ることを皆さんに身に着けてほしい」

千葉県は毎年1回、県内の高校生を対象に防災講座を開催していて、防災活動を担う次世代のリーダー育成に取り組んでいます。