集配中の貨物車に限って路上での駐車を認める駐車規制の見直しが、県内で初めて千葉市内でスタートしました。駐車規制が見直されたのは千葉市花見川区の幕張本郷駅前の駐車禁止エリアです。
宅配便の運転手などの「働き方改革」の一環として、県警が規制を緩和しました。対象となるのは集配中の貨物車で、貨物車専用の指示標識が設置された長さ15メートルの2区画の枠内では、午前9時から午後9時までの間、集配中に限って駐車できるということです。
インターネット通販の普及で宅配などの荷物が増大する中、駐車可能な場所を探すドライバーの負担は大きく、運送業界から規制緩和を求める声が上がっていました。
今後のさらなる規制緩和について県警では、事業者からの要望や道路の状況などを見ながら検討したいとしています。