千葉市
1654床の病床整備計画、千葉県が公募 – 3医療圏が対象、病床機能報告を基に優先配分
千葉県は1654床の病床整備計画の公募を始めた。病床が不足している3つの二次保健医療圏が対象。病床機能報告などを基に不足している病床を優先して配分する方針だ。【新井哉】
同県が明らかにした2017年度の病床機能報告(速報値)によると、千葉(千葉市)と東葛南部(船橋、市川など6市)、東葛北部(松戸、柏など5市)の3つの医療圏で回復期・慢性期の病床が不足。千葉医療圏域では高度急性期の病床も不足している。
同県は、▽地域医療構想の各構想区域において不足している医療機能に係る病床▽県保健医療計画の実現に向けて必要な病床―について、「優先して配分を行う」としている。8月20日まで計画を受け付け、地域医療構想調整会議で協議を行った上で採用する計画を決める予定。