松戸市 警察にごみ収集車ドライブレコーダー映像を提供する協定
松戸市に住む小学3年生の女の子が殺害された事件から3月で1年。容疑者逮捕への重要な手がかりとなるドライブレコーダーの映像を捜査に活かす協定が警察と松戸市などの間で結ばれました。ドライブレコーダー映像提供協定の締結式には松戸警察署の鈴木満署長や松戸市の本郷谷健次市長らが出席し協定書にサインを交わしました。
松戸市では去年3月、通学途中だった小学3年生の女の子が連れ去られ、殺害されるという痛ましい事件がありました。その後、警察は当時の保護者会会長澁谷恭正被告を逮捕しましたが、ドライブレコーダーの映像が容疑者の足取り捜査などに活用されたと見られています。今回の協定の締結により警察は今後、事件や事故が起きた際ごみ収集車に取り付けられたドライブレコーダーの映像を迅速に捜査に活用できるようになります。
松戸警察署 河野義孝刑事第一課長
「供述だけだとか目撃の話だけとなると公判で維持できないので、まさに映像が直接証拠になるので非常に助かっている」
松戸市環境清掃協業組合 染谷眞之代表理事
「市民の安心安全のために少しでも力になれば幸い」
松戸市は5月末までに市内を走るごみ収集車約100台への記録用ドライブレコーダーの設置を完了させる予定です。