浦安市  麻しん(はしか)の発生について

浦安市    麻しん(はしか)の発生について

麻しん(はしか)の流行について
富里市在住の10歳代の女児が、6月30日に麻しんと診断され、医療機関から印旛保健所に発生届がありました。
印旛保健所の調査により、6月21日以降の感染可能期間中の接触者は、学校、受診医療機関等に限定されることを確認し、対象者に対して健康観察を実施しています。
なお、当該患者は快方に向かっています。
松戸市在住の30歳代の男性が、6月30日に麻しんと診断され、医療機関から松戸保健所に発生届がありました。
松戸保健所の調査により、6月9日以降の感染可能期間中の接触者は、受診医療機関等に限定されることを確認し、対象者に対して健康観察を実施しています。
なお、当該患者は快方に向かっています。
また、富里市と松戸市の麻しん患者との関連性は確認されていません。
注意喚起のため情報提供します。
ご自身の罹患歴や予防接種歴をご確認いただき、感染予防に努めてください。
注記:予防接種歴は母子手帳などでご確認ください

麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによる全身感染症です。
感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水などの風邪症状がはじまり、いったん解熱するかにみえるものの再び39度から40度の高熱と発疹がでます。肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に2人の割合で脳炎の発症が見られます。
予防接種について
麻しん(はしか)に感染しないためには予防接種が重要です。
予防接種法に基づく定期予防接種の対象の方は、麻しん風しん混合ワクチン(MR)を公費(無料)で接種出来ます。未接種の方は、早めに予防接種を受けましょう。
注記:定期予防接種対象者以外の方は、自費となります