習志野市  セアカゴケグモにご注意ください

習志野市    セアカゴケグモにご注意ください

 

ゴケグモ類は、熱帯から亜熱帯を中心に分布するクモで、毒を持っています。
国内には生息していませんでしたが、平成7年に関西地方でセアカゴケグモが発見されて以来、現在では千葉県内でも複数の地域で発見されています。
本市でも、下記4箇所においてセアカゴケグモが確認されましたのでお知らせいたします。
(1)平成29年7月5日(水曜日)袖ケ浦4丁目付近 その後駆除
(2)平成29年10月4日(水曜日)茜浜3丁目付近 その後駆除
(3)平成29年10月28日(土曜日)谷津奏の杜公園(奏の杜2丁目) その後駆除
(4)平成30年8月29日(水曜日)谷津奏の杜公園(奏の杜2丁目) 注意喚起及び殺虫剤散布にて対応
発見次第駆除いたします。
なお、セアカゴケグモによる血清開発後の死亡例はありません。

特徴
メスのみがα-ラトロトキシンという神経毒をもっており、成熟したメスの体長は約10mm、脚を広げると約30mm程度です。
全体的に光沢のある黒色をしており、腹部下面にはゴケグモ属の特徴である、砂時計模様の薄赤色の斑紋があります。
オスは、褐色がかり腹部背面には、白い斑紋があり、体長は約4~5mm程度で、成熟したオスの頭部の触肢の先は丸く膨らんでいます。
また、卵嚢は直径約10~15mmで乳白色をしています。
生息場所
日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中等
※屋外に置かれていた傘や衣類、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性もあります。
対策
セアカゴケグモに攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあるため、素手で捕まえたり触れたりしないようにしてください。
また、生息している可能性のある場所で作業をする場合は、軍手等を着用してください。
駆除方法
靴で踏みつぶすか、殺虫剤を使用して駆除してください。
※殺虫剤を使用する場合は、周囲環境等に配慮し、特に側溝付近で使用する場合には、魚毒性の高いピレスロイドの使用を避けてください。
セアカゴケグモを発見、駆除した場合は市役所または習志野健康福祉センター(習志野保健所)にご連絡ください。
なお、駆除した虫体は同定に必要なため、ビニール袋やペットボトル等に保管くださいますようご協力をお願いいたします。
咬まれた場合の対処
速やかに医療機関で治療を受けてください。
また、咬んだクモの種類がわかるように、できれば医療機関に虫体(駆除後)をご持参ください。
問い合わせ
習志野健康福祉センター(習志野保健所)
電話:047-475-5151
習志野市役所 公園緑地課
電話:047-453-9297