船橋市   火災現場で連携、男性救助 

船橋市   火災現場で連携、男性救助 船橋東消防署 市民5人に感謝状

 

素早い連携で火災現場から男性(66)を救助した5人の市民に船橋市東消防署(小形寿昭署長)から感謝状が贈呈された。

感謝状を贈られたのは、いずれも同市在住の朝倉康乃さん(79)、大嶋清吉さん(75)。会社員、伊藤満夫さん(65)、同、秦正秀さん(54)。高校2年生、中臺永亜さん(17)。

5人は8月12日午後11時すぎに、同市松が丘で発生した住宅の火災現場に遭遇。中臺さんが119番通報、秦さんは窓ガラスを割って住宅内に入り、朝倉さん、伊藤さん、大嶋さんと協力して男性を救出した。この間、町会備え付けの消火器を使って初期消火活動も行い、近隣への延焼を防いだ。

救助された男性は病院へ搬送されたが、翌日には退院し以前と変わらぬ生活を送っているという。

各人に感謝状を手渡した小形署長は「皆さんの連携が功を奏して1人の男性の命が救われました」と、あらためて5人の勇気と冷静な行動をたたえた。