船橋市   食中毒の発生について

船橋市   食中毒の発生について

 

探知
平成30年5月23日(水曜日)、市内鮮魚店より「5月22日(火曜日)に製造販売した寿司を購入した客から、寿司を食べた後に腹痛があり、医療機関を受診したところ、胃からアニサキスが摘出されたとの申し出を受けた。」旨の届出があり、船橋市保健所衛生指導課が調査を開始した。
概要
調査の結果、患者は5月22日(火曜日)午後4時頃、鮮魚店「角上魚類 船橋店」で握り寿司を購入し、同日午後7時頃に、家族と2人で喫食していた。その後、5月23日(水曜日)午前1時頃に腹痛を発症し、同日医療機関を受診したところ、胃からアニサキス虫体が摘出された。
患者が喫食した食品のうち、アニサキスが寄生している可能性のある生の魚は当該握り寿司のみであり、症状がアニサキスによるものと一致していた。また、受診した医療機関で患者の胃からアニサキス虫体が摘出され、診察した医師から食中毒患者等届出票が提出された。
以上のことから、本日、船橋市保健所長は当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、当該施設の営業停止処分を行った。
なお、患者は回復傾向にある。
喫食者数
2人
発症者数
1人(70代女性)
主な症状
腹痛
発症年月日
平成30年5月23日(水曜日)
原因施設
所在地:船橋市本町7丁目1番1号 シャポー船橋本館1階
営業者:角上魚類 株式会社 代表取締役 栁下 浩伸
屋 号:角上魚類 船橋店
業 種:飲食店営業(寿司の製造販売)
原因食品
5月22日(火曜日)に製造販売された握り寿司
病因物質
アニサキス
行政措置
営業停止2日間
平成30年5月24日(木曜日)から平成30年5月25日(金曜日)まで

アニサキスによる食中毒について
船橋市における食中毒発生状況(本件含まず)
平成30年度 発生件数1件、患者 1人
平成29年度 発生件数3件、患者 3人
平成28年度 発生件数9件、患者 105人

 

本日、船橋市湊町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

船橋市海神船橋中央病院に通院治療をされ戻りました。