首都圏のJR在来線、全線運休へ=早めの帰宅呼び掛け―東海道新幹線もストップ
9/30(日) 12:55配信
JR東日本は30日、台風24号の接近に伴い、同日午後8時以降、首都圏の全ての在来線を終日運休すると発表した。
東北新幹線などでも運休する列車があり、駅やホームページで利用客に早めの帰宅を呼び掛けた。10月1日は始発から平常通り運行するという。
また、JR東海によると、東海道新幹線は同日午後5時ごろから東京―新大阪間の全線で運転を見合わせた。
JR東日本によると、まず午後5時に中央線で高尾以西の運転を取りやめ、1時間後に上野東京ラインや湘南新宿ライン、京葉線などをストップさせる。午後8時には運休する対象を山手線や東海道線、中央快速・総武線、京浜東北線、埼京線、常磐線など首都圏全ての在来線に拡大する。
東北、上越、北陸、山形の各新幹線も夜から運休する列車が相次ぐ。30日午後2時時点で、運休は東北の上下線計8本。山形同2本、上越同5本、北陸同6本となっており、今後さらに増える可能性もある。
首都圏の私鉄各社は夕方以降に一部特急などの運休を決めた。東京メトロによると、30日午後9時から、東西線の東陽町―西船橋間で運転を見合わせる。西武鉄道も全線で同日午後8時以降に運行本数を減らし、同10時以降に順次運転を見合わせるという。