ハワイに大型ハリケーン直撃か 日本人観光客に“注意”
相次いで日本列島に接近したダブル台風、19号と20号。
そして、アメリカ・ハワイ州に接近しているハリケーン。
勢力は、5段階で上から3番目の「カテゴリー3」に引き下げられたものの、アメリカ政府は、引き続き、非常事態宣言を出して注意を呼びかけている。
大型ハリケーン「レーン」は、日本時間24日午前11時半すぎ現在、ハワイ島の沖合を北西方向に進んでいる。
中心近くの最大瞬間風速は、55メートルに達している。
移動速度は、時速10km程度と非常にゆっくりなため、ハワイ島では大雨が長引いている。
一部の道路は冠水していて、住民たちは浸水を防ぐため、住宅の前に土のうなどを積んで備えている。
ハリケーンは今後、ホノルルがあるオアフ島に近づく形で進むとみられ、直撃すれば、1992年以来26年ぶりとなる。
今回のハリケーンでは、トランプ大統領とハワイ州知事が非常事態を宣言していて、現地の日本総領事館も、日本人観光客に注意を呼びかけている。