千葉市 「千葉の宝」は? 「文化資産」県民投票の受け付け開始
■211件、知事「どれも魅力的」
千葉の魅力をいい表す文化的な資産といえば? 県は、本県の後世に伝えたい名所や景観、伝統行事といった「次世代に残したいと思う『ちば文化資産』」選定に向けた県民投票の受け付けを始めた。2020年の東京五輪・パラリンピックが2年余りと迫り、国内外から多くの観客らの来県が予想され、そうした人たちに投票結果に基づく名所をPRするのが狙い。ホームページや観光地での情報発信強化につなげる。
投票は6月18日まで。県は昨年10~12月、今回の「ちば文化資産」の候補をインターネットなどを使って公募。公募で集まった459件から、有識者らによる選考委員会で絞り込み、211件が県民投票の対象となった。
投票をきっかけに、県民に“千葉の強み”を再認識してもらい、訪れてほしい場所として磨きをかけることも狙いの一つ。また、投票の過程で「地元愛」をくすぐりたい意図もありそうだ。今回の県民投票で候補を半分程度に絞り込み、今夏には結果を公表するという。
ちば文化資産の候補は伝統的なものに限らず、「ちば文化の魅力を特徴づけるモノやコト」を条件にしており、最近流行したモノも含まれている。
211件は県のホームページで公表。名所や旧跡では、観光地の成田山新勝寺・門前町(成田市)、国の特別史跡となった加曽利貝塚(千葉市)やラムサール条約登録湿地の谷津干潟(習志野市)などが入った。
催事や祭りではユネスコ無形文化遺産に登録された佐原の山車行事(香取市)や大原はだか祭り(いすみ市)といった有名な祭りが候補に。
食べ物では、銚子のぬれせんべい(銚子市)やなめろう(山武・安房地域)、勝浦タンタンメン(勝浦市)など地域の特産品や名物が数多く挙がっている。
投票できる県民は、県内在住または、本県に通勤・通学してきている人を対象に1人1回限りの投票としている。
森田健作知事は「どれも魅力的だが、よく見て自身の一票を投じたい」と話すとともに幅広い県民の投票参加を呼びかけている。
本日、千葉市花見川区幕張町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立千葉医療センターに通院治療を
され戻りました。