市川市 「お騒がせサル」
千葉県匝瑳市や旭市で26日、サルの出没情報が相次いだ。千葉県内では13日に市川市で目撃された野生のニホンザルが東に移動を続けており、同一個体の可能性もある。各市は防災行政無線などで「近づかない」「刺激しない」などと住民に注意を呼びかけている。
匝瑳市によると、サルは山武市から横芝光町に東へと進み、25日午後に匝瑳市高地区に出没。翌26日午前8時半ごろ、さらに東の市立平和小学校(同市平木)の校庭で、マツの木に登っている姿を教職員が見つけ、市に連絡した。
同午前9時半ごろには近くの民家の庭に出現。目撃した同市川向の宇井昭夫さん(67)によると、体長は60センチくらいで毛色は濃い茶色をしていた。
その後、サルは旭市に入ったとみられ、同市には午前10時10分から午後2時までの間に3件の目撃情報が寄せられた。