市川市   消防団とは…

市川市      消防団とは…

他に本業を持ちながら活動する、市町村の非常勤特別職の地方公務員です。
消防団は、平常時、非常時を問わずその地域に密着し、消火活動の他に、住民の「安全・安心」を守るという重要な役割を担います。また、平成17年4月1日から女性消防団員が入団し、一人暮らし高齢者宅への防火訪問や幼児に対する火災予防の啓発活動などを中心に幅広い活躍をしています。
本市には23箇の分団があり、約340人の消防団員が活動しています。

《Interview インタビュー》地域に溶け込む消防団に
消防団長 髙橋 廣孝(たかはし ひろたか)
本業の建設業の傍ら、消防団に入って38年、団長として6年目を迎えます。入団のきっかけは、「地域を守る消防団の伝統と活動を引き継いでくれないか」と先輩から誘われたことです。地域の結びつきが強かった当時では、普通のことであったと思いますが、最近は、地域と消防団の結びつきが薄くなってきていると感じます。消防団といっても、消火活動だけでなく、さまざまな地域活動に参加し、地域の中に溶け込んで、支え合っていくことが大切だと思います。人と人とのつながりを大切に思う多くの方の入団をお待ちしています。

消防団の主な行事
▽操法大会
消防技術向上のため、実際の火災現場での消火を想定として行われる操法大会は、ホースを延ばし火点の的を倒す速さと正確性を競うもので、全国規模で行われています。
▽総合防災訓練
防災訓練では、救助救出や放水などの訓練を披露する他、参加した市民に消火器の取り扱い方などの指導を行います。
▽消防出初式
出初式では、消防職員と共に部隊行進や、総合訓練を行います。