市川市　　　　市川市長選の再選挙　4月22日投開票

 

去年12月以降市長不在の状態が続く市川市の市長選挙の再選挙が4月22日に行われることが正式に決まりました。市川市選挙管理委員会は14日、去年11月に行われた市長選挙の無効などを求める異議申出を棄却した決定書に対し、期限となる13日までに県の選挙管理委員会に審査の申立てがなかったと発表しました。これを受けて、市川市長選挙の再選挙が4月15日告示、22日投票の日程で行われることが正式に決まりました。

市川市選管の佐々木和夫委員長は、異議の申出があった市川市長選挙と市議会議員補欠選挙の開票作業を念頭に「再選挙では疑義を持たれないように執行したい」と述べました。

その上で「開票作業には迅速さと確実さが求められる。確実性があってこそ迅速性が成り立つ」と述べ、気を引き締めていました。再選挙には前回の立候補者5人全員が再び出馬する意向を示していて、14日はこのうち村越祐民氏と田中甲氏の2人が出馬を表明しました。

一方、現在市長職務を代行している佐藤尚美副市長は「再選挙の日程が確定して安堵しているが、次こそは市長が決定することを望んでいる」とコメントしています。